スヴェンガリー・ミュージック ホームページより抜粋
Excerpts from the Svengirly Music homepage. Used by permission of Jamil Ahsan (webmaster) and Svengirly Music Inc.

MC5後の デニス・トンプソン Dennis Thompson

MC5後の生活について

ずっとドラムを叩いて、自分の曲を作ってた。会社を設立したんだぜ、「M.G.T. マルチ・メディア L.L.C.」 って、自分のプロダクション会社を。近いうちにデトロイトのプレイヤーをスタジオに集めて、ソロ・アルバムを録音したいと思ってる。2003年のクリスマスにリリースできたらベストだな。それに小説も書いてる。半分くらい完成した。

MC5のドキュメンタリー・フィルムについて:

MC5をめぐる情熱と騒乱を、栄華と挫折の両方を織り込んでうまくまとめたドキュメンタリーの秀作だ。興味をそそる、とても面白い映画だと思う。

現在の活動について:

今は2003年秋の完成を目指してソロ第1作の最後の数曲を書いてるところだ。参加予定のプレイヤーのラインアップときたら超ド級だぜ!このアルバム制作で俺がすべき事ははっきりしてるから、毎日ドラムの練習をしてるよ。他にもデトロイトでいくつかセッションをやることも考えてるし、ヨーロッパでギグもやりたいと思ってる。

リーバイス・ヴィンテージ・シャツとのタイアップに関して:

リーバイスの件で、俺はいろんな面で「溜飲が下がった」ね、個人的に。あのイベントのために練習を重ね、100クラブでプレイし、本当にすばらしい体験をさせてもらったよ。

影響を受けた音楽について:

ちょっと思い付くだけでも、モータウン、初期のブリティッシュ・インベイジョンのバンド、特にザ・フーとストーンズ。それからヘンドリックス、コルトレーンなんかだ。

デトロイトについて:

あらためて何を言う?俺は今もデトロイトに住んで、ここで働いてプレイしてる。親兄弟もここに住んでるし、俺は骨の髄からデトロイト・マンさ!

ギアについて:

ヤマハとパールがものすごく好きだね。

結び:

やりたいことはまだまだたくさんある。俺にできる最良のことは、クリエイティブな精神を失わず、アーティストとして人間として、成長し続けるように努力するってことだ。


GEAR

現在のドラム・キットは、クランベリー・カラー・パールの98年製セットだ。シンバルはジルジャン。スティックはもっぱらヴィックファースを使ってる。

22" BASS DRUM
8"X12" RACK TOM
9"X13" RACK TOM
16" FLOOR TOM
18" FLOOR TOM
6"X14" CHROME PEARL SNARE
6"X 14" CHROME LUDWIG DYNASONIC SNARE
22" RIDE CYMBAL
18" CRASH CYMBAL
16" CRASH CYMBAL
14" CRASH CYMBAL
13" HI-HAT CYMBALS
LUDWIG SPEED KING BASS DRUM PEDAL

ヴィックファース推薦の言葉( 4-13-03)
ファースのスティックについて

これまで俺が使ったうちで最も丈夫で品質がいいのがヴィックファースのスティックだ。重さと手触りとバランスの良さが気に入ってる。今売られてる中では最高のスティックだと思う。

ドラマーを目指す人へのアドバイス

長年プレイしてきて俺自身も学んだアドバイスは、いたってシンプルだ。たった一言: 「一に練習、二に練習、三に練習」さ。正確に鉄壁のリズムを刻む事、それこそが自分なりのスタイルを造りあげていく上で絶対不可欠なことだ。練習を積み重ね、「躍動」ということに神経を集中しながら、いろんなジャンルの、ありとあらゆる種類の音楽を聴く。実験的な、モダンなドラミングを追求するのもいいだろう、しかしそれにはしっかりした基礎に基づいた確かな知識やテクニックが必要だ。がんばれよ!

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